KDP表紙サイズ計算ツール

判型、用紙、ページ数を選ぶと、表紙の正確なサイズと背幅がわかり、テンプレートもダウンロードできます。

  • Amazon.co.jpの12判型・右綴じ対応
  • mm・インチ・ピクセル
  • PDF・PNGテンプレート

判型

本文と用紙

ページ数

この判型と用紙では24〜828ページ

綴じ方向

表紙のサイズ

全表紙
313.79 × 216.35mm
300DPI換算:3,706 × 2,555px
背幅
11.44mm
表表紙・裏表紙
148.00 × 210.00mm
裁ち落とし
3.17mm
背表紙の文字
入れられます(幅8.27mmまで)

デザインの下にガイドレイヤーとして置き、仕上げたら削除してください。テンプレートの線が残ったファイルは、KDPで却下されます。PNGは300DPIです。

次は、本そのものを書いて組版する

Story-AIの本の執筆機能では、本を1章ずつ書き、ペーパーバックの本文と、背表紙とバーコード枠のある全表紙を組版できます。判型は、英語圏のKDPで一般的な8種のインチ判です。

本を書き始める

KDP表紙サイズ計算ツールでわかること

1つのファイルに3つの面。0.01mm単位まで表示します。

KDP表紙サイズ計算ツールは、判型・用紙・ページ数から、KDPが印刷する1枚続きの表紙ファイル(裏表紙・背表紙・表表紙と裁ち落とし)の正確なサイズを求めるツールです。

KDPのペーパーバックの表紙は、裏表紙・背表紙・表表紙を1つの画像にまとめた、1つのPDFファイルで入稿します(KDP「ペーパーバックの表紙の作成」)。KDPのヘルプでは、このファイル全体を「全表紙」と呼びます。表紙は80ポンド(220g/m²)の白い用紙に印刷され、仕上げは光沢ありか光沢なしを選べます。標準カラーの本は光沢なしだけです(KDP「印刷オプション」、KDP「カラーインクのオプション」)。

全表紙の幅は本の厚さで変わります。判型、用紙、ページ数がすべて同じでなければ、表紙のサイズも同じにはなりません。

このページのKDP表紙サイズ計算ツールは、kdp.amazon.co.jpの12種の判型と右綴じを初期設定にしています。マーケットプレイスをAmazon.comに切り替えると、kdp.amazon.comのペーパーバック16種と、ハードカバー5種の判型も計算できます。

どちらでもカスタム判型(幅101.6〜215.9mm、高さ152.4〜296.9mm)を入力でき、KDPの5種のインクと用紙に対応しています(kdp.amazon.co.jpでは、KDPの判型表に従って標準カラーを除く4種)。

2026年11月2日に、kdp.amazon.comの判型とハードカバーについてKDPの表紙計算ツールが返した57件の結果と照合し、すべて一致しました。日本の判型は、kdp.amazon.co.jpの計算ツールと同じく、A5判なら148×210mmというミリ単位の寸法で計算します。2026年11月3日には、kdp.amazon.co.jpの計算ツールが返したA5判・B6判・四六判(白い用紙)とA5判(砕木パルプ紙)の結果とも照合し、一致を確かめています。

ページ数が判型と用紙の範囲内かどうかも確かめ、奇数ならKDPと同じく偶数に切り上げ、背表紙に文字を入れられるかどうかも表示します。

計算はすべてブラウザの中で完結します。無料でアカウント登録は不要、AIも使わず、ファイルを送信することもありません。

全表紙のサイズ

裁ち落としを含むファイル全体の大きさ。表紙PDFのページサイズです。

背幅

ページ数×1ページの厚さ。KDPと同じく0.01mm(0.001インチ)単位で表示します。

表表紙・裏表紙

判型と同じ大きさです。ハードカバーでは、判型より少し大きいボードの寸法になります。

セーフエリアと背表紙の文字

文字を安全に置ける範囲と、背表紙に文字を入れられるかどうか。

バーコードの位置

KDPがバーコードを印刷する50.8×30.5mm(2×1.2インチ)の枠。図とテンプレートに示します。

ピクセル

すべての寸法を300DPIでピクセルに換算します。キャンバスのサイズをピクセルで指定するアプリで使えます。

KDP表紙サイズ計算ツールの使い方(5ステップ)

5つの項目を選び、数値を確認するか、テンプレートをダウンロードします。

  1. 1

    マーケットプレイスと製本を選ぶ

    初期設定は、マーケットプレイスがAmazon.co.jp、製本がペーパーバックです。kdp.amazon.co.jpではハードカバーを出版できないため、ハードカバーはマーケットプレイスをAmazon.comにしたときだけ選べます(判型は5種、カスタム判型なし)。日本語の本は、KDPではハードカバーにできません。

  2. 2

    判型を選ぶ

    KDPの「印刷オプション」で指定するのと同じ判型を選びます。kdp.amazon.co.jpの12種は幅×高さのmmで表示され、A5判(148×210mm)、B6判(128×182mm)、四六判(127×188mm)などには判型名も付いています。リストにないサイズは、カスタム判型として幅101.6〜215.9mm、高さ152.4〜296.9mmの範囲で入力できます。文庫判(105×148mm)は、高さがカスタム判型の最小152.4mmに届かないため作れません。

  3. 3

    本文と用紙を選ぶ

    白黒(白い用紙、クリーム色の用紙、砕木パルプ紙)、標準カラー、プレミアムカラーから選びます。表示されるのは、選んだ判型と製本でKDPが扱っている組み合わせだけです。

  4. 4

    ページ数を入力する

    入稿する本文ファイルの総ページ数を入れます。奇数はKDPと同じく偶数に切り上げ、判型と用紙の範囲を外れるときは注意を表示します。本文がまだなら、小説の文字数・ページ数換算ツールで目安を出せます。

  5. 5

    結果を確認してテンプレートをダウンロードする

    単位はmm・インチ・ピクセル、綴じ方向は右綴じ・左綴じに切り替えられ、図もそれに合わせて変わります。縦書きの本は右綴じ、横書きの本は左綴じが一般的です(KDPの計算ツールでは、右綴じは「ページを読む方向」の「右から左」です)。最後に、ベクターPDFかPNGのテンプレートをダウンロードします。

ヒント表紙は本文を仕上げてから作りましょう。白い用紙なら1ページごとに背幅が0.0572mm(0.002252インチ)広がるので、最後の修正でページが増えると全表紙の幅も変わります。ページ数が変わったら、KDP表紙サイズ計算ツールでもう一度計算してください。

KDPの背幅計算:ページ数×1ページの厚さ

このツールに組み込んだ背幅計算と、使っている数値です。

KDPの背幅は、ページ数×1ページの厚さで決まります。厚さは選んだインクと用紙で変わります(KDP「ペーパーバックの表紙の作成」、砕木パルプ紙はKDP「ペーパーバックの提出ガイドライン」)。

1ページあたりの厚さは、白い用紙と標準カラーが0.0572mm(0.002252インチ)、クリーム色の用紙が0.0635mm(0.0025インチ)、砕木パルプ紙が0.0596mm(0.00235インチ)、プレミアムカラーが0.0596mm(0.002347インチ)です。mmの値はKDPのヘルプの表記(小数第4位まで)で、計算そのものはインチで行います。

いちばん厚いのはクリーム色の用紙で、同じ本でも白い用紙より背幅が約11%広くなります。

KDPの表紙計算ツールは、インチを小数第3位まで表示し、mmは丸める前のインチから換算します。このツールも同じ方法で計算するので、表示される最後の桁までKDPと同じ数値になります。

同人誌印刷所などの背幅計算ツールとは、結果が一致しないことがあります。背幅は印刷所が使う用紙の厚さで決まるためです。このツールが計算するのはKDPの背幅だけなので、ほかの印刷所で刷る本は、その印刷所のツールやテンプレートで計算してください。

背幅 = ページ数 × 1ページの厚さ

全表紙の幅 = 裁ち落とし + 裏表紙 + 背幅 + 表表紙 + 裁ち落とし

全表紙の高さ = 裁ち落とし + 判型の高さ + 裁ち落とし

ペーパーバックの背幅(用紙とページ数別、mmとインチ)
用紙100200300400500
白黒・白い用紙5.72mm0.225インチ11.44mm0.450インチ17.16mm0.676インチ22.88mm0.901インチ28.60mm1.126インチ
白黒・クリーム色の用紙6.35mm0.250インチ12.70mm0.500インチ19.05mm0.750インチ25.40mm1.000インチ31.75mm1.250インチ
白黒・砕木パルプ紙5.97mm0.235インチ11.94mm0.470インチ17.91mm0.705インチ23.88mm0.940インチ29.84mm1.175インチ
標準カラー5.72mm0.225インチ11.44mm0.450インチ17.16mm0.676インチ22.88mm0.901インチ28.60mm1.126インチ
プレミアムカラー5.96mm0.235インチ11.92mm0.469インチ17.88mm0.704インチ23.85mm0.939インチ29.81mm1.173インチ
計算例:A5判(148×210mm、5.83×8.27インチ)、200ページ、白い用紙背幅:200 × 0.002252インチ = 0.4504インチ、mmにすると11.44mmです(KDPの計算ツールのインチ表示は0.45インチ)。幅:3.175 + 148 + 11.44 + 148 + 3.175 = 313.79mm(12.354インチ)。高さ:3.175 + 210 + 3.175 = 216.35mm(8.518インチ)。300DPIでは3,706×2,555ピクセルです。右綴じでも左綴じでも、サイズは変わりません。

主な判型のKDP表紙サイズ一覧

kdp.amazon.co.jpの主な判型について、全表紙の寸法をmm・インチ・ピクセルで示します。

日本でよく使われるB6判、四六判、A5判、B5判について、いくつかのページ数でKDP表紙サイズをまとめました。本文が仕上がる前に、デザインファイルを用意するときの目安になります。判型名は日本で一般的な呼び方で、KDPのヘルプには寸法だけが載っています。実際のページ数、判型、用紙での正確な値は、このページの上にあるKDP表紙サイズ計算ツールで確認してください。

全表紙(裁ち落としを含む)、白黒・白い用紙
判型(mm)ページ数mmインチピクセル(300DPI)
B6判(128×182)100268.07 × 188.35mm10.554 × 7.415インチ3,166 × 2,225px
B6判(128×182)200273.79 × 188.35mm10.779 × 7.415インチ3,234 × 2,225px
B6判(128×182)300279.51 × 188.35mm11.004 × 7.415インチ3,301 × 2,225px
四六判(127×188)100266.07 × 194.35mm10.475 × 7.652インチ3,143 × 2,295px
四六判(127×188)200271.79 × 194.35mm10.700 × 7.652インチ3,210 × 2,295px
四六判(127×188)300277.51 × 194.35mm10.926 × 7.652インチ3,278 × 2,295px
A5判(148×210)100308.07 × 216.35mm12.129 × 8.518インチ3,639 × 2,555px
A5判(148×210)200313.79 × 216.35mm12.354 × 8.518インチ3,706 × 2,555px
A5判(148×210)300319.51 × 216.35mm12.579 × 8.518インチ3,774 × 2,555px
B5判(182×257)100376.07 × 263.35mm14.806 × 10.368インチ4,442 × 3,110px
B5判(182×257)200381.79 × 263.35mm15.031 × 10.368インチ4,509 × 3,110px
B5判(182×257)300387.51 × 263.35mm15.256 × 10.368インチ4,577 × 3,110px

クリーム色の用紙では、どの表紙も白い用紙より100ページごとに0.63mm(0.0248インチ)幅が広がります。砕木パルプ紙は100ページごとに0.25mm(0.0098インチ)、プレミアムカラーは0.24mm(0.0095インチ)広がり、標準カラーは白い用紙と同じです(kdp.amazon.co.jpでの扱いは、下の「標準カラー」をご覧ください)。

裁ち落とし、セーフエリア、背表紙の文字、バーコード

テンプレートの各エリアの意味と、それぞれのKDPのルールです。

KDP表紙サイズ計算ツールのテンプレートは、KDPのテンプレートと同じ色で各エリアを示します。ピンクが裁ち落とし、白が文字を置けるエリア、黒い線が仕上がり線、青い破線が背表紙の折り線、黄色がバーコードの枠です。

裁ち落とし

背景が仕上がり線の外まで届くように、上・下・外側の端に3.2mm(0.125インチ)を足します(KDP「ペーパーバックの表紙の作成」)。印刷所では「塗り足し」とも呼ぶ部分です。下の裁ち落としは3.2mm以内にします(KDP「ペーパーバックの提出ガイドライン」)。KDPの計算ツールとこのツールの表示は3.17mmです(正確には3.175mm)。裏表紙・背表紙・表表紙は1枚の画像なので、背の部分に裁ち落としはありません。

仕上がり線

黒い線が表紙を断裁する位置です。その外側のピンクの帯は切り落とされます。

セーフエリア

文字は仕上がり線から3.2mm(0.125インチ)以上内側に置き、背表紙の部分にもはみ出さないようにします。枠線を入れるなら仕上がり線から6.4mm(0.25インチ)以上内側に置き、文字は7ポイント以上にします(KDP「ペーパーバックの表紙の作成」)。

セーフエリアは2通り:このツールは狭いほう

KDPのテンプレートは、文字を置けるエリアを背の折り線からも3.2mm離していますが、KDPの計算ツールの表は離していません。A5判の表紙なら、1面あたり144.82×203.65mmではなく141.65×203.65mmです。このKDP表紙サイズ計算ツールは、狭いほうを描きます。

背表紙の文字

KDPが背表紙に文字を印刷するのは79ページを超える本だけで、ページ数は必ず偶数なので、実際は80ページ以上です。文字と左右の折り線のあいだは1.6mm(0.0625インチ)空けます。KDPが折り線の左右それぞれに認めている、製本のずれと同じ幅です。

入れられることと、読めることは別

白い用紙80ページの背幅は4.58mmで、文字に使えるのは1.4mm(0.055インチ)だけです。150ページでも、文字に使える幅は5.41mmです。KDP表紙サイズ計算ツールは、その幅を本ごとに表示するので、文字の大きさを先に決められます。

バーコードの位置

バーコードを自分で入れない場合、KDPが裏表紙の背に近い下の角に50.8×30.5mm(2×1.2インチ)の枠を取り、バーコードを印刷します。位置は背の折り線から6.35mm、下の仕上がり線から6.35mmです。この位置に画像やテキストがある表紙は却下されます(KDP「バーコード」)。KDPのテンプレートは、ここを背景色で塗っておくよう勧めています。

バーコードを自分で用意する場合

推奨サイズは50.8×30.5mm(2×1.2インチ)、最小は35.6×20.3mm(1.4×0.8インチ)です。背表紙と仕上がり線から6.4mm(0.25インチ)以上離し、白一色の背景に100%ブラックで配置します。日本の本に通常使われる2段のバーコード(書籍JANコード)は使えません(KDP「バーコード」)。

右綴じの本

KDPが右から左に読むペーパーバックを印刷するのは、日本語、ヘブライ語、イディッシュ語の本です(KDP「ペーパーバックの提出ガイドライン」)。右綴じでは表表紙が背表紙の左に来て、バーコードは裏表紙の左下に移ります(KDP「ペーパーバックの表紙の作成」)。このページのKDP表紙サイズ計算ツールは右綴じを初期設定にしていて、左綴じに切り替えると図とテンプレートも入れ替わります。

KDP表紙サイズ計算ツールが確認する用紙・インク・ページ数

インクと用紙は5種。厚さもページ数の範囲も、それぞれ違います。

KDPのペーパーバックには、5種のインクと用紙の組み合わせがあります(KDP「印刷オプション」)。同じ原稿でも組み合わせごとに背幅が変わり、判型ごとのページ数の範囲もそれぞれ決まっています(KDP「判型、裁ち落とし、マージンの設定」)。KDP表紙サイズ計算ツールに表示されるのは、選んだ判型と製本で使える組み合わせだけです。下のページ数はkdp.amazon.co.jpの判型表の値です。

白黒・白い用紙

1ページ0.0572mm(0.002252インチ)。kdp.amazon.co.jpの12種の判型のうち10種で24〜828ページ、幅210mmの2種では780ページまでです。

白黒・クリーム色の用紙

1ページ0.0635mm(0.0025インチ)で、いちばん厚い用紙です(50〜61ポンド、74〜90g/m²)。ほとんどの判型で24〜776ページ、幅210mmの判型では730ページまでです。

白黒・砕木パルプ紙

1ページ0.0596mm(0.00235インチ)、45ポンド(60g/m²)。白黒のペーパーバックならすべての判型で選べ(KDP「砕木パルプ紙」)、1ページあたりの印刷コストは白い用紙やクリーム色の用紙より約5%低くなります(KDP「印刷オプション」)。812ページ(幅210mmの判型は764ページ)までで、ハードカバーにはありません。

標準カラー

1ページ0.0572mm(0.002252インチ)で、白い用紙と同じです。ページ数は72〜600ページです。ハードカバーと、Amazon.comのA4判では選べません。kdp.amazon.co.jpについては、KDPのヘルプの記載が食い違っています。判型表には「現在、標準カラーはAmazon.co.jpではご利用になれません」とある一方(KDP「判型、裁ち落とし、マージンの設定」)、KDP「カラーインクのオプション」とKDP「印刷オプション」には、右から左に読む標準カラーのペーパーバックはAmazon.co.jpだけで販売できるとあります。この計算ツールは判型表に従い、Amazon.co.jpでは(カスタム判型も含めて)標準カラーを表示しません。使う場合は、KDPの「本棚」で選べるか確かめてください。背幅は白い用紙と同じなので、表紙のサイズは「白黒・白い用紙」で計算できます。

プレミアムカラー

1ページ0.0596mm(0.002347インチ)、60〜71ポンド(88〜105g/m²)の白い用紙です。ほとんどの判型で24〜828ページ、幅210mmの判型では780ページまでです。ハードカバーで選べるカラーはこれだけです。

kdp.amazon.co.jpの判型別・用紙別のページ数の範囲(ペーパーバック)
判型(mm)白黒・白い用紙白黒・クリーム色の用紙白黒・砕木パルプ紙標準カラープレミアムカラー
103×18224–82824–77624–812—24–828
105×17324–82824–77624–812—24–828
112×17424–82824–77624–812—24–828
四六判(127×188)24–82824–77624–812—24–828
B6判(128×182)24–82824–77624–812—24–828
A5判(148×210)24–82824–77624–812—24–828
152×21824–82824–77624–812—24–828
152×22724–82824–77624–812—24–828
B5判(182×257)24–82824–77624–812—24–828
182×20624–82824–77624–812—24–828
210×25724–78024–73024–764—24–780
A4判(210×297)24–78024–73024–764—24–780

KDPは、ページ数が奇数なら偶数に調整します(KDP「ペーパーバックの提出ガイドライン」)。A4判(210×297mm、8.27×11.69インチ)のプレミアムカラーは、kdp.amazon.co.jpの判型表では780ページ、kdp.amazon.comの判型表では590ページまでで、この計算ツールは選んだマーケットプレイスの表に従います。

KDPのハードカバーの表紙サイズ(Amazon.com)

ケースラミネート:ボードを包む折り返しと、背の横の折り目があります。

kdp.amazon.co.jpでは、ハードカバーの出版はサポートされていません(KDP「ハードカバーの印刷要素」)。KDPのハードカバーはAmazon.co.jpでも販売されず、買えるのはAmazon.com(Amazon.caはAmazon.comで販売している場合のみ)や、Amazon.co.uk、Amazon.deなどヨーロッパのAmazonです(KDP「ハードカバー」、KDP「ペーパーバックとハードカバーの配信権」)。また、KDPが日本語の本で扱うのは電子書籍とペーパーバックだけなので、日本語の本はkdp.amazon.comからでもハードカバーにできません(KDP「本向けにサポートされる言語」)。英語など、ほかの言語の本のハードカバーは、KDP表紙サイズ計算ツールでマーケットプレイスをAmazon.comにすると計算できます。

KDPのハードカバーはケースラミネートで、印刷した表紙で厚さ2mmのケースボードを包みます。カバー(ジャケット)は付きません(KDP「ハードカバー」、KDP「ハードカバーの印刷要素」)。ボードの端を包んで内側に折り込むため、ファイルはどの辺も判型より大きくなります。

判型は5種(5.5×8.5、6×9、6.14×9.21、7×10、8.25×11インチ)で、ページ数は75〜550です(偶数にすると76ページから)。本文は白黒(白またはクリーム色の用紙)かプレミアムカラーです。このツールでは、ハードカバーは左綴じだけを計算します。

KDPはハードカバーの計算式を公開していません。このツールの式はKDPの計算ツールから読み取ったもので、確認したすべてのサイズでKDPの計算ツールと一致しています。各ボードは判型より幅5mm、高さ6mm大きく、外側の各辺に15mm(0.591インチ)の折り返しが付きます。

背幅は、本文の厚さ(ページ数×1ページの厚さ)に4.8mm(0.189インチ)を足した値です。背表紙の両側にある幅10mm(0.394インチ)の折り目(ヒンジ)には文字を置かず(KDP「Create a Hardcover Cover」(英語))、ボードのほかの辺からは3.2mm(0.125インチ)以上内側に置きます。

ハードカバーの表紙のヘルプには、折り返しの幅が同じ文の中で0.51インチとも15mmとも書かれています(KDP「Create a Hardcover Cover」(英語))。15mmは0.591インチで、KDPの計算ツールもこの値を使っています。0.51インチで作ると、絵柄が足りなくなります。

バーコードの枠は同じ50.8×30.5mm(2×1.2インチ)で、KDPのテンプレートのとおり、折り目から6.35mm、ボードの下端から9.52mmの位置にあります。

計算例:6×9インチのハードカバー、200ページ、白い用紙背幅:200 × 0.0572mm + 4.8mm = 16.24mm(0.639インチ)。ボード1枚:157.4×234.6mm(6.197×9.236インチ)。折り返し2辺、ボード2枚、背表紙を合わせた全表紙:361.04×264.6mm(14.214×10.417インチ)、300DPIで4,264×3,125ピクセルです。

KDP表紙テンプレートを使った表紙の作り方

Canva、Affinity、Photoshop、CLIP STUDIO PAINTなど、PDFかPNGを読み込めるソフトで共通の手順です。

  1. 1

    テンプレートをダウンロードする

    判型、用紙、ページ数に合わせたKDP表紙テンプレートを、ベクターPDFか、最大300DPIのPNGでダウンロードします(いちばん大きな表紙は、スマートフォンでも作れるよう少し低い解像度になり、その解像度をファイルに記録します)。テンプレートは、上の数値からブラウザの中で描きます。

  2. 2

    全表紙のサイズでドキュメントを作る

    ページを全表紙のサイズにします。たとえばA5判・白い用紙200ページなら313.79×216.35mm(3,706×2,555ピクセル)です。テンプレートは等倍(100%)で、専用のレイヤーに配置します。

  3. 3

    ガイドに合わせてデザインする

    テンプレートのレイヤーはロックして、表示したままにします。背景の画像はピンクの裁ち落としまで広げ、タイトルや著者名は白いエリアの内側に収め、黄色のバーコード枠には文字も画像も置かないようにします。

  4. 4

    背表紙を確かめる

    背表紙の文字は、青い破線の折り線のあいだにある白い帯の中央に置きます。文字を入れるには背幅が足りないときは、背表紙を色や画像だけにします。

  5. 5

    テンプレートを削除して書き出す

    書き出す前にテンプレートのレイヤーを削除します。KDPは、テンプレートのテキスト、ガイド、トンボを最終ファイルから取り除くよう求めています。

KDPが最終ファイルに求めること

  • 裏表紙・背表紙・表表紙を1つの画像にした、1つのPDF(KDP「ペーパーバックの表紙の作成」)。
  • 画像は300DPI以上で配置します。
  • 画像はCMYKにします。スポットカラーは使わず、色空間は1つにし、カラープロファイルは埋め込みません(KDPが削除します)。
  • フォントを埋め込み、透過オブジェクトを結合し、ファイルのセキュリティを解除します。
  • トンボ、カラーバー、テンプレートのテキストやガイドは残しません。
  • ファイルは650MB未満にします(推奨は40MB以下)。

KDPで表紙が却下されるよくある原因

あわせて、ネットでいまも見かけるKDPの表紙の誤解を3つ紹介します。

却下される表紙の多くは、サイズが合っていないか、文字が端に近すぎます。よくある間違いと、KDPの実際のルールを並べました。

間違い・誤解前のページ数のまま表紙を作った。
KDPのルール背幅は1ページごとに広がるので、全表紙の幅は最終的な本文に合わせる必要があります。最後の修正が済んだら、KDP表紙サイズ計算ツールでもう一度計算しましょう。
間違い・誤解文字やロゴが裁ち落としにかかっている。
KDPのルール文字は仕上がり線から3.2mm(0.125インチ)以上内側に置きます(KDP「ペーパーバックの表紙の作成」)。裁ち落としの部分は、すべて切り落とされます。
間違い・誤解バーコードの位置にデザインの一部がある。
KDPのルールバーコードの位置に画像やテキストがある表紙は却下されます(KDP「バーコード」)。ここは背景だけにします。
間違い・誤解ほかの印刷所向けの表紙データを、そのまま使った。
KDPのルールKDPの裁ち落としは3.2mm(0.125インチ)で、背幅もKDPの用紙の厚さで決まります。ほかの印刷所向けのデータは寸法が合わないことがあるので、KDPの数値で作り直します。
間違い・誤解誤解:背表紙に文字を入れるには100ページ必要。
KDPのルールKDPが背表紙に文字を印刷するのは79ページを超える本で、ページ数は偶数なので、80ページあれば足ります(KDP「ペーパーバックの表紙の作成」)。最初は幅が狭いものの、入れることはできます。
間違い・誤解誤解:背幅は最低8.9mm(0.35インチ)必要。
KDPのルールKDPのヘルプには背幅の最小値がなく、KDPの計算ツールも、白い用紙24ページのペーパーバックの背幅を1.37mm(0.054インチ)としています。そこまで細い背表紙には、文字を入れられないだけです。
間違い・誤解誤解:ハードカバーの折り返しは0.51インチ。
KDPのルール折り返しは15mm、つまり0.591インチで、KDPの計算ツール自体がこの値を使っています(KDP「Create a Hardcover Cover」(英語))。

KDP表紙サイズ計算ツールから、本の完成まで

組版した本文でページ数を決め、表紙をそれに合わせます。

表紙のサイズが決まるのは、ページ数が決まってからです。そしてページ数は、判型、フォント、余白、前付けなど、本文の組み方で決まります。Story-AIの本の執筆機能は、同じ組版データから本文と表紙の両方を作ります。

原稿を書くかインポートし、英語圏のKDPで一般的な8種のインチ判(5×8〜8.5×11インチ)のどれかに組版します。用紙はクリーム色か白です。印刷用の本文PDFと、組版したページ数に合わせたペーパーバックの全表紙を作ります。全表紙のバーコード枠は空けておき、背幅が足りれば背表紙にタイトルを入れます。

EPUBと、1,600×2,560ピクセルの電子書籍の表紙も作れます。最初の2章の透かし入りプレビューは無料で、ファイルはPremiumかProfessionalプラン、またはクレジットパックのPlus・Pro・Maxで、1冊につき1回60クレジットでロックを解除できます。

本の執筆機能が組版するのは、用紙がクリーム色か白の、横書き・左綴じのペーパーバックだけです。背表紙のタイトルは、英語の本と同じように横書きの1行を90度回して入れるので、縦書きの背文字にはなりません。

kdp.amazon.co.jpの判型(A5判、B6判、四六判など)、縦書き・右綴じの本、ハードカバー、カラーの本文、砕木パルプ紙の本は、表紙をKDP表紙サイズ計算ツールで計算し、本文はほかの方法で用意してください。本の執筆機能を使う場合も使わない場合も、KDPへのアップロードはご自身で行います。

本を書いて組版する

KDP表紙サイズ計算ツールのよくある質問

KDPの背幅はどう計算しますか?

ページ数に1ページの厚さを掛けます。白い用紙と標準カラーは0.0572mm(0.002252インチ)、クリーム色の用紙は0.0635mm(0.0025インチ)、砕木パルプ紙は0.0596mm(0.00235インチ)、プレミアムカラーは0.0596mm(0.002347インチ)です(KDP「ペーパーバックの表紙の作成」)。白い用紙200ページなら、背幅は11.44mm(0.45インチ)です。

A5判・200ページの本のKDP表紙サイズは?

白い用紙なら、全表紙は313.79×216.35mm(12.354×8.518インチ)、背幅は11.44mm、300DPIで3,706×2,555ピクセルです。クリーム色の用紙なら315.05×216.35mmになります。ほかのページ数は、上のKDP表紙サイズ計算ツールで計算できます。

KDPの表紙に裁ち落とし(塗り足し)は必要ですか?

必要です。KDPのペーパーバックの表紙には、上・下・外側の端に3.2mm(0.125インチ)の裁ち落としが必要で、背の部分には付けません(KDP「ペーパーバックの表紙の作成」)。ハードカバーは裁ち落としの代わりに、15mmの折り返しが付きます。

KDPで背表紙に文字を入れるには、何ページ必要ですか?

80ページです。KDPが背表紙に文字を印刷するのは79ページを超える本で、ページ数は必ず偶数になります(KDP「ペーパーバックの表紙の作成」)。文字と左右の折り線のあいだは1.6mm(0.0625インチ)空けます。白い用紙80ページなら、文字に使える幅は1.4mmです。

KDPのバーコードの大きさと位置は?

バーコードを自分で入れない場合、KDPが裏表紙の背に近い下の角(左綴じなら右下、右綴じなら左下)に50.8×30.5mm(2×1.2インチ)の枠を取り、背の折り線から6.35mm、下の仕上がり線から6.35mmの位置に印刷します。この枠には文字も画像も置きません(KDP「バーコード」)。自分で用意するバーコードは35.6×20.3mm(1.4×0.8インチ)まで小さくできますが、日本の本で使われる2段のバーコードは使えません。

KDPの表紙のセーフエリアとは?

文字が断裁されない範囲です。仕上がり線から3.2mm(0.125インチ)以上内側で、背表紙にかからない部分を指します(KDP「ペーパーバックの表紙の作成」)。KDPのテンプレートは、背の折り線からも3.2mm離しています。背表紙の文字は、左右とも折り線から1.6mm(0.0625インチ)空けます。

KDPで日本向けにハードカバーは出せますか?

出せません。kdp.amazon.co.jpではハードカバーを出版できず、KDPのハードカバーはAmazon.co.jpでも販売されません(KDP「ハードカバー」、KDP「ペーパーバックとハードカバーの配信権」)。日本語の本は、KDPでは電子書籍とペーパーバックにしかできないため、Amazon.com向けでもハードカバーにはなりません(KDP「本向けにサポートされる言語」)。英語など、ほかの言語の本をAmazon.comなどでハードカバーにする場合は、KDP表紙サイズ計算ツールでAmazon.comを選ぶと計算でき、6×9インチ・白い用紙200ページなら361.04×264.6mm、背幅16.24mmです。

KDPのペーパーバックの表紙は、どんなファイルで入稿しますか?

裏表紙・背表紙・表表紙を1つの画像にした1つのPDFです。画像は300DPI以上、ファイルは650MB未満で、40MB以下を推奨しています(KDP「ペーパーバックの表紙の作成」)。アップロードの前に、テンプレートのガイドとトンボを削除します。

KDP表紙サイズをピクセルで知るには?

インチの寸法に300を掛けます。mmの場合は、25.4で割ってから300を掛けます。A5判・白い用紙200ページのペーパーバックなら3,706×2,555ピクセルです。KDP表紙サイズ計算ツールでは、どの結果もピクセルで表示できます。

ページ数が変わったら、表紙を作り直す必要がありますか?

たいていは必要です。ページ数が変わると背幅が変わり、それに合わせて全表紙の幅も変わります(白い用紙なら1ページにつき0.0572mm)。計算し直して、背表紙の位置を合わせ直してください。KDPも、クリーム色の用紙で350ページ、白い用紙で525ページを超える本を砕木パルプ紙に切り替えるときは、背表紙の寸法を調整するよう求めています(KDP「砕木パルプ紙」)。

KDPの電子書籍(Kindle本)の表紙サイズは?

高さ2,560ピクセル×幅1,600ピクセル、縦横比1.6:1で、カラーはRGBです(KDP「電子書籍の表紙画像の必要条件は何ですか?」)。表表紙だけを使い、背表紙、バーコード、裏表紙は入れません(KDP「Kindle本の表紙画像のガイドライン」)。

KDP用の表紙を、ほかの印刷所やIngramSparkで使えますか?

そのままでは使えません。背幅は印刷所が使う用紙で決まるので、同人誌印刷所などの背幅計算とは数値が違うことがあります。IngramSparkにも独自のテンプレート生成ツールと背幅があり、バーコード用に44.45×25.4mm(1.75×1インチ)の場所を空けます。詳しくはIngramSparkのヘルプ(英語)をご覧ください。それぞれのテンプレートで作り直してください。

出典

KDPの日本語ヘルプは2026年11月2日に確認しました。