AIで小説を書く

キャラクターと章立てを先に決めてから、AIと1章ずつ書き進めます。どのページも自分で直せて、最後は印刷用と電子書籍用のファイルに仕上げられます。

  • 1章ずつ執筆
  • キャラクターと章立てが先
  • 印刷用PDFとEPUB
0 / 10,000

無料プランでも、どの本も1章は書けます。ほかの章には有料プランかクレジットパックが必要です。

例:

AIで小説を書くとは:できること、できないこと

AIで小説を書くとは、物語の骨組み(あらすじ・キャラクター・章立て)をAIと一緒に決め、そのあと1章ずつ本文を書いていくことです。どの章も、それまでの章で起きたことを踏まえて書かれます。

長編小説は、ひとつのプロンプトには収まりません。チャットAIや一発生成ツールに本を丸ごと頼むと、返ってくるのは長いあらすじのような文章で、20ページ目にはもうキャラクターの設定を忘れています。

Story-AIの本の執筆機能は、書き手と同じ順番で進みます。何の本か、誰が登場するか、各章で何が起きるかを先に決め、AIが書くのはそのあとです。1回の依頼で書くのは1章だけで、章立て、キャラクター設定、それまでの章の記憶を読んでから書きます。

どのページも、決めるのはご自身です。書き上がった章はエディターに入るので、自分で書き直すことも、AIエディターに修正を頼んで修正案をひとつずつ採用・却下することも、挿絵を入れることもできます。章を再生成しても、前の本文はあとで戻せるバージョンとして残ります。

原稿が書き上がったら、同じ画面でAI編集者に推敲してもらい、内容紹介とキーワードを作り、表紙を用意して、Amazon KDPなどのストア向けに印刷用PDFとEPUBを組版できます。

「小説 自動生成」で探す人もいます。違いは進め方です。自動生成ツールは長い文章をひとかたまりで返すだけですが、この機能は本全体の計画と記憶を持ち続けるので、AIで小説を書いても話の筋を追いやすくなります。

1章ずつ書く執筆画面

  • 章を書く前に、あらすじ・キャラクター・章立てを用意
  • どの章も、計画とそれまでの章を読んでから書く
  • 章ごとに編集・再生成・復元ができる
  • 推敲、表紙、印刷用ファイルまで同じ場所で

一発で書く小説生成ツール

  • プロンプト1回で、長い文章がひとかたまり
  • 物語と照らし合わせる章立てがない
  • 方向を変えるには最初からやり直すしかない
  • 組版も出版の準備も、すべて自分でする

AIで小説を書く方法:10のステップ

執筆画面と同じ10のステップで、アイデアからストアに出すファイルまで進めます。どのステップで止めても、あとから続けられます。

  1. 1

    本の内容を説明する

    物語について数文で書くか、メモをAIに説明文へまとめてもらいます。書きかけのWord原稿をインポートすることもできます。

    入力は無料、AIで作成は1クレジット、原稿は3,000語(日本語で約5,400文字)ごとに1クレジット

  2. 2

    基本設定を決める

    AIが説明文をもとに、タイトル、ジャンル、サブジャンル、章の数、本の言語(30言語に対応)を提案します。章の数は1〜100章の間で、どれも自由に変えられます。

    1クレジット

  3. 3

    詳細を加える

    対象読者、トーン、文体、プロットの技法、本の魅力、内容に関する注意を決めます。ご自身の文章を見本として渡すと、AIがその文体に合わせて書きます。

    1クレジット

  4. 4

    キャラクターを作る

    1人につき13項目:名前、年齢、性別、役割、外見、生い立ち、性格、動機、内面の葛藤、外部との対立、懸かっているもの、変化の軌跡(アーク)、話し方・口調。最大30人まで作れます。

    1人につき1クレジット

  5. 5

    章立てを作る

    あらすじと、章ごとのカードを作ります。カードには出来事、場所、引きとひねり、キャラクター同士のやり取り、目標語数が入り、並べ替え・挿入・書き直しができます。

    4章ごとに1クレジット

  1. 6

    1章ずつ書く

    章はエディターに少しずつ書き込まれていきます。自分で直す、AIエディターを使う、画像を入れる、のどれもできます。再生成した章の前の本文は、バージョンとして残ります。

    書いた500語(日本語で約900文字)ごとに1クレジット

  2. 7

    原稿を推敲する

    AI編集者が章ごとに文章の修正、誤字・表記の直し、講評を付け、最後に本全体への講評を書きます。最初のページは、お試しとして無料で編集されます。

    1,000語(日本語で約1,800文字)ごとに5クレジット、1冊につき1回

  3. 8

    書誌情報を用意する

    内容紹介、サブタイトル、ストアのカテゴリー3つ、キーワード7つ、前付け・後付けを作り、表紙は生成するかアップロードします。

    1クレジット、表紙の生成は2クレジット

  4. 9

    組版する

    5種のテーマと、英語圏のKDPで一般的な8種のインチ判から選び、プレビューを確かめてから、印刷用PDF、背表紙付きのペーパーバック表紙、EPUB、電子書籍の表紙をダウンロードします。

    プレビューは無料、ファイルは1冊につき1回60クレジット(Premium以上)

  5. 10

    販促素材を作る

    5つのSNS向けの投稿、AmazonのA+コンテンツ、プレスキット、レビュー依頼を、本に合わせて作ります。

    1点につき3クレジット(Premium以上)

コツ力を入れるべきは章立てです。場面に誰がいて、何が変わり、どう終わるのかを書いた章のプランは、長いプロンプトよりずっと多くの手がかりをAIに与えます。

AIで小説を書くとこうなる:手直しなしの見本

AIで小説を書くときと同じ執筆画面で、同じステップとプロンプトを使って書きました。以下は一字も書き直していません。

下のアイデアを入力し、各ステップでAIの提案をそのまま採用しました。ただし見本を短くするため、章の数だけは6章に減らしています。採用したのは、基本設定、キャラクター3人、章立て、第1章です。ここでは、キャラクターは13項目のうち2項目を、章のプランは最初の一文を表示しています。章のプランは開くと全文を読めます。

入力したアイデア

「瀬戸内の小さな島で、閉館が決まった古い映画館を継いだ二十八歳の映写技師・凪が、倉庫のフィルム缶から一本の未公開の8ミリフィルムを見つける。そこに映っていたのは、三十年前に島から消えた少女だった。島の誰もが口を閉ざすなか、凪は最後の上映会の夜までに、少女に何があったのかを突き止めようとする。」

無料プランでかかったクレジット

基本設定と詳細設定
2クレジット
キャラクター3人
3クレジット
6章の章立て
2クレジット
第1章(961語)
2クレジット
AIエディターへの依頼1回
1クレジット
合計
10クレジット(20クレジット中)

AIが用意した本の設定

海鳴り座のラストロール

ミステリー文芸小さな町のミステリー未解決事件失踪事件素人探偵全6章

あらすじ

閉館が決まった瀬戸内・波留島の映画館「海鳴り座」を継いだ映写技師・槙野凪は、倉庫から三十年前に失踪した少女・千鶴の姿が収められた無題の8ミリフィルムを発見する。解体期日である最後の上映会まであと十日と迫る中、凪は郷土資料室に勤める叶内葵と共に少女の行方を調査し始める。しかし、再開発を推し進める島の有力者・潮見宗助は圧力をかけ、島の過去を頑なに封じ込めようとする。妨害を乗り越えてフィルムの音や風景を手がかりに真相へ迫った二人は、千鶴の失踪が事故ではなく、島の利権と一族の体面を守るために宗助らによって仕組まれた隠蔽劇であったことを突き止める。最後の上映会の夜、凪は修復したフィルムをスクリーンに投影して島民たちに真実を突きつけ、宗助の罪と島の沈黙を白日の下に晒す。海鳴り座はその役割を終えて解体されるが、少女の尊厳を取り戻した凪は、過去の呪縛を解き放ち、新たな未来へ歩み出す。

キャラクター

槙野 凪(まきの なぎ)

主人公(海鳴り座の二代目映写技師) · 28歳

性格

寡黙で観察眼に優れ、物言わぬ機械や光の粒に感情を重ねる詩的な内省性を持つ。島の濃密な人間関係には一歩引いた態度をとるが、一度気になった事象や筋の通らない沈黙に対しては、静かな執念深さを発揮する。

動機

劇場の解体を控えた倉庫で見つけた一本の無題の8ミリフィルムに映る、30年前に失踪した少女の正体と、その記録を祖父が隠し持っていた理由を解き明かすこと。

潮見 宗助(しおみ そうすけ)

アンタゴニスト(島の有力者・元町議) · 62歳

性格

表向きは島の発展を誰よりも憂う人望厚い名士だが、本質は冷徹で目的のためには脅迫や根回しも厭わない実利主義者。島に代々伝わる血縁や秩序を守ることを至上命題としている。

動機

三十年前の忌まわしい事件の真相を完全に闇に葬り去り、海鳴り座を解体して自らの推進するリゾート開発を完遂すること。

叶内 葵(かのうち あおい)

協力者兼狂言回し(島に戻ってきた地域おこし協力隊員・図書館司書) · 27歳

性格

観察眼が鋭く知的だが、どこか冷めたリアリストの仮面を被っている。しかし根底には他者の痛みに対する深い共感力があり、一度納得したことには粘り強く食らいつく。

動機

島に漂う息苦しい沈黙の正体を暴き、自身が逃げ出してきた故郷の真の姿と向き合うことで、もう一度自分の人生を前に進めたい。

章立て

  1. 1

    暗室の亡霊

    閉館まであと十日と迫った海鳴り座で、映写技師の凪は劇場内の整理を行っていた。

    章のプランを全文表示

    閉館まであと十日と迫った海鳴り座で、映写技師の凪は劇場内の整理を行っていた。祖父の遺品である錆びついたフィルム缶の中から、ラベルのない一本の8ミリフィルムを見つける。手回しの編集機で確認すると、そこには三十年前に神隠しとして島から忽然と姿を消した少女・千鶴が、怯えた表情で何かを訴えかける姿が記録されていた。祖父がなぜこれを秘匿していたのか疑問を抱いた凪は、上映会までに真実を確かめることを決意する。

  2. 2

    無言の防波堤

    フィルムの少女の身元を確かめるため、凪は郷土資料室を訪ね、島に戻ってきた司書の叶内葵に当時の新聞記事の調査を依頼する。

    章のプランを全文表示

    フィルムの少女の身元を確かめるため、凪は郷土資料室を訪ね、島に戻ってきた司書の叶内葵に当時の新聞記事の調査を依頼する。葵は三十年前の失踪事件に不審な点が多いことを指摘し、凪の調査に協力を申し出る。二人が港で当時の記憶を持つ古老に接触を試みた矢先、島の有力者である潮見宗助が現れる。宗助は再開発の立ち退きを持ち出し、島の古い傷を抉るなと冷徹に凪へ釘を刺す。

  3. 3

    コマ落としの告白

    凪と葵はフィルムをコマ送りで詳細に分析し、背景に映り込んだ古い石垣と潮の満ち引きから、撮影場所が潮見家の旧屋敷の裏手であることを割り出す。

    章のプランを全文表示

    凪と葵はフィルムをコマ送りで詳細に分析し、背景に映り込んだ古い石垣と潮の満ち引きから、撮影場所が潮見家の旧屋敷の裏手であることを割り出す。二人は夜陰に乗じてその場所へ向かい、三十年前に埋められた古い祠と、何者かが掘り返そうとした痕跡を発見する。だが、島民の誰かが二人の動向を見張っており、海鳴り座に戻った凪を待っていたのは、映写室の窓ガラスが無残に割られるという威嚇行為だった。

  4. 4

    波の下の残照

    襲撃に怯むことなく、凪は破損を免れたフィルムの現像液とテープの痕跡を調査し、祖父が事件当夜にフィルムを何者かから預かった日記の断片を見つける。

    章のプランを全文表示

    襲撃に怯むことなく、凪は破損を免れたフィルムの現像液とテープの痕跡を調査し、祖父が事件当夜にフィルムを何者かから預かった日記の断片を見つける。葵は当時の宗助が起こした海運事故と失踪の時期が一致している証拠を掴む。二人は突堤で、かつて千鶴と親しかった元船頭から、千鶴が宗助の不正を目撃して逃走した末に海へ転落したこと、そしてそれを一族総出で神隠しに仕立て上げたという告白を聞き出す。

  5. 5

    暗転の境界線

    最後の上映会を翌日に控え、凪と葵は千鶴の無念を晴らすため、8ミリフィルムの映像を映画館の35ミリプロジェクターで投影できるよう徹夜で補修・ダビング作業を進める。

    章のプランを全文表示

    最後の上映会を翌日に控え、凪と葵は千鶴の無念を晴らすため、8ミリフィルムの映像を映画館の35ミリプロジェクターで投影できるよう徹夜で補修・ダビング作業を進める。そこへ宗助が手下を引き連れて海鳴り座に踏み込み、土地の即時明け渡しとフィルムの引き渡しを要求して凪を恫喝する。宗助は千鶴の転落を「突発的な事故」だったと言い逃れ、島の秩序と繁栄のためには小さな犠牲が必要だったと冷酷に吐き捨てる。凪は祖父が守り抜いた信念を胸に立ち向かい、暴力的な威圧を退けてフィルムを死守する。葵の手配により島民たちへの上映会告知が広がる中、凪は映写機に光を灯す覚悟を決める。

  6. 6

    海鳴りのラストロール

    閉館当夜、島民や宗助が集まる満席の海鳴り座で最後の上映が始まる。

    章のプランを全文表示

    閉館当夜、島民や宗助が集まる満席の海鳴り座で最後の上映が始まる。凪は予告なしに修復した千鶴のフィルムをスクリーンへ投影する。音なき叫びと不正を告発する少女の姿、そして葵が暴いた帳簿の写しが白日の下に晒され、場内は騒然となる。逃れられぬ証拠を前に宗助は崩れ落ち、三十年に及ぶ島の沈黙に終止符が打たれる。数ヶ月後、海鳴り座の建物は役目を終えて静かに解体されるが、千鶴の墓には花が手向けられ、島には真の平穏が訪れる。凪は祖父の遺志を受け継ぎ、葵に見送られながら新たな記録者として未来へ歩み出す。

第1章の冒頭

暗室の亡霊

波留島の夕暮れは、朱というよりは赤錆のような鈍い色を帯びて海へ沈む。  海鳴り座の映写窓から見下ろす海は、凪いでいるようでいて、底のほうで重い唸り声を響かせていた。映画館の床板を揺らすその微振動を、島の人々は「海鳴り」と呼び、この劇場の名とした。だがその海鳴りを聴く日々も、あと十日で終わる。

二十八歳の映写技師、槙野凪は、機械油と酢酸の匂いが染みついた作業着の袖をまくり上げ、地下倉庫の奥へ足を踏み入れた。コンクリートの壁は湿気を孕み、足元には半世紀分の埃が積もっている。  祖父の源造が息を引き取ってから四十九日が過ぎた。東京の大学を中退して島に戻り、祖父の隣で映写機の回し方を学んで五年間。劇場の灯を守り抜くという約束は果たせず、凪は取り壊しの合意書に自らの手で判を押した。来月には重機が入り、この赤煉瓦の建物は更地になる。跡地にはリゾートホテルが建つらしい。

「映写機の光は、過去の影を現在に焼き直すだけだ」  生前、祖父が煙草を燻らせながらよくそう呟いていた。過ぎ去った時間を引き留めることはできない。フィルムを逆回転させても、こぼれた水は元には戻らないのだと。

整理用の段ボールに、埃をかぶった三十五ミリのフィルム缶を詰め込んでいたときだった。棚の最下段、崩れかけた木箱の陰に、布に包まれた平たい缶が隠れるように押し込まれているのが目に入った。  手に取ると、潮風に侵されたアルミの表面にはラベルの一文字も記されていない。封じ目のテープを爪で剥がし、蓋を外す。中から現れたのは、家庭用の八ミリフィルムのリールだった。映画館の業務用アーカイブに、なぜこんな私的な記録が紛れ込んでいるのか。

章全体で961語(無料プランで執筆)

AIエディターへの依頼1回

依頼:「冒頭の一文を、読者がもっと引き込まれる書き出しにしてください。」

修正前波留島の夕暮れは、朱というよりは赤錆のような鈍い色を帯びて海へ沈む。  海鳴り座の映写窓から見下ろす海は、凪いでいるようでいて、底のほうで重い唸り声を響かせていた。
修正案人が消えるとき、海はいつもよりも低く唸るのだと、死んだ祖父は言っていた。  波留島の夕暮れは朱というよりは赤錆のような鈍い色を帯びて海へ沈み、海鳴り座の映写窓から見下ろす水面は、底のほうで重い唸り声を響かせている。

クラシックテーマ・6×9インチで組版

第1章の最初のページ。中央揃えの章番号と章タイトル、一字下げの横書きの本文、下にページ番号第1章の2ページ目。上に柱(本のタイトル)、下にページ番号

同じ章の印刷用PDFから、手直し前のページをそのまま画像にしました。

この見本について2026年10月23日に、本の執筆機能の本番と同じプロンプトで生成しました。実際の本は、ご自身のアイデア、キャラクター、章立てから書かれるので、内容は異なります。

ひとつのプロンプトより1章ずつ:AIで小説を書くときの記憶の仕組み

1章ずつ書く理由と、章から章へ引き継ぐもの。

チャットAIで長編を書くときによく聞く不満は、話の筋が途切れることです。米国のテックメディアTom's Guideも、「キャラクターは前にしたことを忘れ、筋は消え、トーンは突然変わる」と書いています(引用は当社訳)。計画を書き残したうえで1章ずつ書くのは、物語をひとつにつなぎとめるためです。

どの章も、同じ資料をもとに書かれます。本の説明、あらすじと詳細設定、キャラクター設定の全文、その章のプラン、そしてその章を正しい位置で終えるための次の章のプランの冒頭です。さらに、それまでに起きたことも読みます。

章の記憶

章を書き終えるたびに、AIが何が起きて何が変わったかをメモします。後の章はこのメモを読みます。とても長い本では、直近の章のメモが優先されます。

前の章の終わり

次の章は前の章の最後の3,000語(日本語で約5,400文字)まで読むので、場面をなぞり直さずに続きから書き始めます。

キャラクター設定

名前、口調、動機、変化の軌跡は、AIの記憶ではなく、承認したキャラクター設定から取られます。

ご自身の指示

すべての章に適用するルール(時制、視点、章の書き方など)は、毎回の依頼に含まれます。文体の見本を渡していれば、それも一緒です。

どの章も読んでくださいひとつの長いプロンプトよりはるかに多くのことが保たれますが、それでも完全ではありません。細かな設定が章の間でずれることはありますし、画像は1枚ずつ別々に描かれるので、同じキャラクターでも画像ごとに見た目が変わることがあります。章を読んで違うところを直せば、次の章はご自身が直した本文をもとに書かれます。

AIで小説を書くときの料金

機能ごとのサブスクリプションではなく、ステップごとにクレジットを使います。料金は現在の執筆画面のとおりです。

AIを使うステップは、実行前にクレジットを消費し、失敗した場合は返還されます。入力、手作業での編集、章立てカードの並べ替え、推敲のお試しページ、印刷プレビューは無料です。

ステップクレジット
基本設定・詳細設定(AI)各1
キャラクター1人(新規・書き直し・AIで編集)1
章立て4章ごとに1
章500語ごとに1
AIエディターへの依頼1
章の画像・表紙2
本の推敲1,000語ごとに5
書誌情報1
印刷用・電子書籍用ファイル1冊につき60
販促素材1点3

20章の小説で計算すると

1章2,000語の20章(合計40,000語(日本語で約72,000文字))、キャラクター5人の場合:

基本設定と詳細設定
2クレジット
キャラクター5人
5クレジット
20章の章立て
5クレジット
20章 × 2,000語
80クレジット
原稿を書き上げるまで
92クレジット
推敲・書誌情報・表紙・印刷用ファイル
263クレジット
アイデアから印刷用ファイルまで
355クレジット

章を書き直すと、書いたときと同じクレジットがかかるので、書き直す章の分も見込んでおきましょう。参考までに、Basicプランは毎月400クレジット、Premiumプランは毎月2,000クレジットです。推敲はどのプランでもクレジットで使えます。印刷用・電子書籍用のファイルと販促素材には、PremiumかProfessional、またはそれらのロックを解除するクレジットパックが必要です。

プランと章の長さ(料金は米ドル)

プラン料金クレジット1章の最大長
無料$030日ごとに201,000語(日本語で約1,800文字)
Basic$9.99/月毎月4002,000語(日本語で約3,600文字)
Premium$29.99/月毎月2,0005,000語(日本語で約9,000文字)
Professional$99/月毎月10,0005,000語(日本語で約9,000文字)

AIで小説を書くのは無料でできますか?

どの本も無料で始められます。無料プランでは30日ごとに20クレジットが付与され、1冊につき1章をAIでも自分でも書けるので、本全体を構想して第1章を読んでから、支払うかどうかを決められます。

第2章からは有料プランか、1回払いのクレジットパック($9.99で300クレジット、$29.99で1,500クレジット、$99で7,500クレジット、$199で16,000クレジット)が必要です。クレジットパックは、クレジットが残っている間、対応するプランの機能のロックを解除します。使い放題の無料版はなく、アカウントが必要です。

原稿からKindle出版用のファイルまで

AIで小説を書く作業が終わったあとにできることと、ご自身ですること。

Story-AIが本を出版することはありません。Story-AIで用意できるのは出版用のファイルまでで、Amazon KDPなどのストアへは、ご自身のアカウントからアップロードします。権利はご自身に帰属し、印税もご自身が受け取ります。

推敲

全章の文章修正と誤字・表記の直しに、うまくいっている点と直す点の講評が付きます。修正はひとつずつ採用・却下でき、最後に本全体への講評を書きます。

書誌情報

内容紹介、サブタイトル、カテゴリー、キーワードを、ストアの入力欄にそのまま貼れる形で用意し、著作権表示ページ、献辞、謝辞、著者紹介も作ります。

印刷用・電子書籍用ファイル

選んだ判型の印刷用PDF(章見出し、柱、ページ番号付き)、ページ数に合わせたペーパーバックの表紙、目次付きのEPUB、1,600×2,560ピクセルの電子書籍の表紙です。

販促

X、Instagram、TikTok、LinkedIn、Facebookグループ向けの投稿、AmazonのA+コンテンツ、プレスリリース、Amazonのレビューのルールに沿ったレビュー依頼です。

ご自身ですること

  • 本を読んで手を入れること(著者はご自身です)
  • ISBNを用意して価格を決めること(KDPではペーパーバックのISBNを無料で取得できます)
  • 出版時に、AIで生成した部分をKDPに申告すること
  • ファイルをアップロードし、ストアの印刷プレビューを確認すること

チャットAI・一発生成ツールとの違い:AIで小説を書く3つの方法

AIで本を書く3つの方法を、1冊の本に必要な点で比べました。

AIを使う小説執筆ツールは、だいたい3つに分かれます。チャットAIは柔軟ですが計画を持ちません。一発生成ツールは速いものの、ひとかたまりの文章を返すだけです。この機能のような章ごとの執筆画面は、準備に時間がかかるかわりに、本を書き上げるために作られています。

チャットAI
一発生成ツール
章ごとの執筆画面
書く前の計画貼り付けた内容だけプロンプト1回承認したキャラクターと章立て
章をまたいだ記憶会話が続く間だけなし章の記憶と前の章の終わり
編集もう一度頼んでコピーもう一度生成修正案とバージョン付きのエディター
長さ1回に1つの回答たいてい数百〜数千語計画した章の数だけ
出版用ファイルなしまれ印刷用PDF、表紙、EPUB

具体的なツールを比べたいときは、AIストーリー生成ツールの比較で機能と料金を並べています。この比較はStory-AIが書いたものであることも明記しています。

AIで小説を書くのに向いている人、まだ向いていない本

向いている人

  • 章ごとに手を入れていける初稿がほしい小説の書き手
  • 短編を長編に広げたい書き手
  • Wordで書きかけの原稿を完成させたい人
  • Kindle出版に必要なファイルと内容紹介をそろえたい人
  • 30言語のいずれかで、長編小説をAIと書きたい人

まだ向いていないもの

  • 縦書きの本:印刷用PDFとEPUBは横書きで、印刷用PDFの和文はゴシック体(Noto Sans JP)です
  • 四六判やA5判など日本の判型の紙の本:判型は英語圏のKDPで一般的なインチ判8種(5×8〜8.5×11インチ)です
  • ルビ(ふりがな)や傍点:エディターと組版はまだ対応していません
  • ノンフィクション:いまは小説(フィクション)だけを書きます
  • すべてのページでキャラクターの見た目をそろえたい絵本
  • 露骨な描写:Story-AIのすべての物語と同じく、親密な場面は暗転します
  • 読まずに完成する本:どの章も、ご自身で手を入れる必要があります

権利、AI利用の申告、著作権

Story-AIの利用規約では、生成した内容の権利は、法令が認める範囲でご自身に帰属します。AIで生成した文章が著作権上どう扱われるかは、国によって異なります。

日本では、文化審議会著作権分科会法制度小委員会が2024年3月15日にまとめ、文化庁が公表した「AIと著作権に関する考え方について」が、AIへの指示が表現に至らないアイデアにとどまる場合、AI生成物に著作物性は認められないと考えられるとしています。人の創作的寄与があれば著作物となりうるとし、その判断には指示・入力の分量や内容、生成の試行回数、複数の生成物からの選択などを総合的に考慮するとしています。

また、人が創作的な加筆・修正を加えた部分は、通常、著作物性が認められると考えられるとしています。この考え方に法的な拘束力はなく、判断は個別の事例ごとです。ご自身で書き直し、形にした部分が多いほど、本はご自身の作品に近づきます。

AIで小説を書く場合、Amazon KDPでは、出版時にAIで生成したコンテンツ(テキスト、画像、翻訳)を申告する必要があり、AIで書いた文章は、あとで大きく手を入れてもAI生成とみなされます。ご自身で書いた文章をAIツールで編集・改良したような「AIアシスト」のコンテンツは、申告の必要がありません。ストアのルールは更新されるので、出版前にKDPのコンテンツガイドラインで最新の文面を確認してください。

ルールは2026年10月23日に確認しました。

AIで小説を書くときのよくある質問

AIで小説を書くのは無料ですか?

無料で始められます。無料プランでは30日ごとに20クレジットが付与され、1冊につき1章を書けるので、本を構想して第1章を読んでから支払いを決められます。第2章からは有料プランかクレジットパックが必要です。

書きかけの原稿をインポートできますか?

はい。入力欄の「インポート」を押して、Wordのファイル(.docx)を選んでください。章は書いたままの形で残り、AIが原稿から章立て、キャラクター、各章の記憶を作ります。料金は3,000語ごとに1クレジットで、200,000語(日本語で約360,000文字)までインポートできます。Wordの見出しスタイルを使っていない原稿も、「第一章」や「一」だけの行で章に分けられます。無料プランでは第1章が開き、残りはプランかクレジットパックで開きます。

アカウントは必要ですか?

はい。本はアカウントに保存されるので、あとから1章ずつ続きを書けます。登録は無料で、新規登録しても入力したアイデアは消えません。

AIに小説を丸ごと書いてもらえますか?

承認した計画をもとに、1章ずつすべての章を書けます。ただし、どんな本にするかを決めることと、ご自身の代わりに読んで確かめることは、AIにはできません。各章を確かめて直してから次の章を書くのが、いちばんよい結果につながります。

AIで小説を書くには、どのくらい時間がかかりますか?

上の見本の第1章は961語(日本語で約1,700文字)で、書き上がるまで約50秒でした。長い章ほど時間がかかります。基本設定、キャラクター、章立ての準備は数分です。時間をかけるべきなのは、読んで直す作業です。

1章はどのくらいの長さにできますか?

章は100〜5,000語(日本語で約200文字〜9,000文字)で計画します。AIが書く長さはプランで決まり、無料プランは1,000語(日本語で約1,800文字)、Basicは2,000語、PremiumとProfessionalは5,000語までです。自分で書く章には、このプランごとの上限はかかりません。

前の章の内容を覚えていますか?

はい。章を書くたびにAIが起きたことの短い記憶を残し、後の章はその記憶、キャラクター設定、章立て、前の章の終わりを読みます。それでも細部がずれることはあるので、各章は読んでください。

AIが書いた文章は編集できますか?

一字一句まで編集できます。エディターで直接書き換える、AIエディターに修正を頼んで修正案をひとつずつ採用・却下する、章を再生成する、のどれもできます。置き換えた本文は、戻せるバージョンとして残ります。

AIで書いた小説をKindleで出版できますか?

KDPでは、出版時にAI生成コンテンツを申告し、コンテンツガイドラインを守れば、AIで生成した内容を含む本も出版できます。EPUBと電子書籍の表紙は、そのままKindle本に使えます。印刷用PDFとペーパーバックの表紙は、英語圏のKDP(kdp.amazon.com)で一般的なインチ判に合わせてあり、kdp.amazon.co.jpの標準判型(四六判やA5判など)はまだ選べません。ファイルはご自身でアップロードします。

著作権はどうなりますか?

当社の利用規約では、生成した内容の権利は、法令が認める範囲でご自身に帰属します。AIで生成した文章が著作物として保護されるかどうかは国によって異なり、日本では人の創作的寄与があるかどうかで判断されます(上の「権利、AI利用の申告、著作権」をご覧ください)。

どの言語で書けますか?

日本語、英語、スペイン語、ドイツ語、フランス語、ポルトガル語、トルコ語を含む30言語で本を書けます。執筆画面も日本語で使えます。

書けない内容はありますか?

性的な内容は書きません。恋愛、惹かれ合う気持ち、キスは書けますが、親密な場面は性的な描写に入る前に暗転します。AIが依頼を断った場合、クレジットは返還されます。

第1章を書いたあとは何をすればいいですか?

読んで違うところを直し、第2章を書く前に章立てカードを確認しましょう。本が思った方向に進んでいれば、プランかクレジットパックで残りの章が開きます。先にアイデアやタイトルを考えたいときは、AIストーリー生成や小説タイトル作成を使ってみてください。